恒心会おぐら病院臨床倫理委員会は、当院に所属する職員が、人を直接対象とする医学研究及び医療行為について、ヘルシンキ宣言に示された倫理規範や我が国の個人情報保護に係る議論を踏まえ・被験者個人の尊厳・人権の尊重その他の倫理的配慮を図ること、更に生命倫理や信仰、宗教その他全ての臨床に付随した事案を倫理的な観点から審議し、その医療の妥当性について意見し、寄与することを目的とした委員会です。
患者さんへのお知らせ(当院の研究活動について)
恒心会おぐら病院臨床倫理委員会は、以下の臨床研究を実施しています。
以下の研究は、通常の診療で得られたデータを分析・解析することによって行われています。
標記研究に関するご質問等がございましたら、お問い合わせください。
なお、該当される患者さんにおいて、研究への参加(解析のためのデータ提供)を希望されない場合は、主治医まで申し出てください。その方のデータは削除いたします。
臨床研究に関する情報
- 人工膝・股関節置換術及び脊椎インストゥルメンテーション手術を行い手術部位感染を起こされた方およびそのご家族の方へ(PDF : 113KB)
- 当院で脳神経外科治療を受けられた患者さんへ【他施設研究事業】(PDF : 147KB)
- 当院回復期病棟に入院し、血液検査を受けた患者さんへNo.2(PDF : 88KB)
- 大腿骨頭軟骨下骨脆弱性骨折により整形外科治療を受けた患者さんへ(PDF : 78KB)
- 大腿骨近位部骨折により整形外科治療を受けた患者さんへ(PDF : 66KB)
- 変形性関節症や関節リウマチにより人工関節手術を受けた患者さんへ(PDF : 70KB)
- 骨脆弱性骨折により整形外科治療を受けた患者さんへ(PDF : 61KB)
- 骨系統疾患により整形外科診療を受けた患者さんへ(PDF : 57KB)
- 当院整形外科で手術を受けた患者さんへ(PDF : 144KB)
- 手根管症候群により整形外科治療を受けた患者さんへ(PDF : 71KB)
- 手根管症候群により整形外科治療を受けた患者さんへ【多施設共同研究】(PDF : 73KB)
- 当院回復期病棟に入院し、血液検査を受けた患者さんへ(PDF : 85KB)
- 認知機能低下をを呈する患者さん並びにご家族の方へ(PDF : 85KB)
宗教等による輸血拒否患者さんに対する恒心会おぐら病院の方針
当院では、宗教等による輸血拒否患者さんに対して、患者さんの意思を尊重して可能な限り無輸血治療に努力するが、
「輸血以外に救命手段がない」 事態に至った時には輸血をする(相対的無輸血)と言う基本方針に則り、患者さんの意識の有無、成年・未成年に関わらず対応いたしますので、あらかじめご理解、ご協力の程、お願い申し上げます。
具体的には
①生命の危機に瀕しているが、輸血を行うことで生命の危機が回避できる可能性があれば、「輸血同意書」に署名が
なされていなくても輸血を行います。
②患者さんが持参される(無輸血治療の結果生じた不幸な転帰に対する)免責に関する書類には、当院職員は署名
いたしません。なぜなら、いかなる事態になろうとも輸血しない(絶対的無輸血)ことを受け入れることになり、当院の
基本方針(=相対的無輸血)に反することになるからです。
ということになります。
ご不明な点があれば、ご質問ください。当院の方針を充分説明しご理解いただけるように努力をいたします。しかし、
どうしても同意が得られない場合は、当院以外の医療機関でご加療いただくことを強くお勧めいたします。